台風18号は大きな爪痕を残し去っていきました。大分県では各地で甚大な被害が出ています。特に津久見市、佐伯市、臼杵市は被害が大きく、その全容は明らかになっておりません。河川の氾濫によって、床下、床上浸水の被害がでています。また、道路の寸断、水道管の破損による断水も各地で起きており、未だ復旧の目処が立っていない地域もあります。津久見市役所では、庁舎の一階部分が浸水しました。
佐伯市では、弥生、本匠、上浦地区の被害が特に目立っております。
私はこれまで、今回のような被害の大きな台風を経験したことがありません。また、年輩の方に聞いても初めてのことと口を揃えておっしゃっています。
今回の台風は佐伯湾を北東方向に抜けて行きました。台風が海側を通過する時は、北寄りの風が吹きます。なので、北に面した鶴見半島の漁港には流木等の漂流物がたくさん漂着しておりました。逆に、上浦方面の漁港は南向きなので、漂着物はあまりありませんでした。いずれにしても、数日間は流木等漂流物の影響で出船は難しいのかなと思います。
被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。
一日でも早い復旧を祈ります。