Club HM Anchor Monitor

ボートフィッシングに関する情報をお届けします。

梅雨の合間のスーパーライトジギング

こんにちは。梅雨真っ只中です。時折晴れ間が覗く今日この頃。雨の合間の釣行です。

釣行日は小潮。水温は20℃を上回っています。スーパーライトジギングメインの釣行となりました。

軽めのメタルジグを数種類。重さの異なるもの、シルエット、長さの異なるものを準備します。

f:id:atum8106:20200702211941j:plain

上から、

ジャッカル ビンビンメタル TG 40g

メジャークラフト ジグパラ 30g

ダイワ サムライジグ 40g です。

水深や流速、ベイトの種類などによってある程度使い分けますが、だいたい、どれもよく釣れます。

 

浅場のポイントでヒット。

f:id:atum8106:20200702212003j:plain

 

 

真鯛でも青物でもなさそうな引き。あまり大きくはないような。エソとも違う。

f:id:atum8106:20200702212031j:plain

 

 

f:id:atum8106:20200702212058j:plain

 

スズキでした。いわゆるマルスズキです。

f:id:atum8106:20200702212132j:plain

 

 

スズキは出世魚。地域によって呼び方が違うかもしれませんが、一般的にはセイゴ(~30cm)→フッコ(~60cm)→スズキというところでしょうか。

f:id:atum8106:20200702212044j:plain

魚種問わずなんでも釣れるスーパーライトジギングでした。

 

梅雨。イサキを狙う。

こんにちは。梅雨入りしました。今回は初夏の風物詩、イサキを狙ってみます。

 

イサキは潮のあたる沈み根の頂上付近より少し中層寄りのところに中規模程度の群れをなしていることが多いです。潮流の流向を考えながらポイント選定していきます。と、言っても、釣れる場所にはイサキ狙いのプレジャーボートがたくさんいますので、結構簡単です。ウキフカセ釣り、コマセ釣りなどで狙うことができます。

 

当日は大潮。大潮のとき、本流域では潮流は最大2knotほど走ります。島礁への当て潮となる時間帯がベストな状態。潮流がブレてくるとなかなかあたりません。

 

快晴、ベタ凪。梅雨の合間の釣り日和となりました。

f:id:atum8106:20200621213351j:plain

 

良型がポツポツと揚がりました。

f:id:atum8106:20200621214929j:plain

 

潮が変わってあたりもなくなり納竿。

 

持ち帰ったイサキは一日寝かせてお造りにしてみました。程よい脂と甘み。みょうがを添えて。みょうがの香りが魚の旨味を引き立てます。

f:id:atum8106:20200621212039j:plain

 

旬のものを釣るのも趣があっていいものですね。それでは。

手軽に狙えるスーパーライトジギング。良型が掛かることもしばしば。

こんにちは。6月も中旬となりました。当地区では梅雨入り間近。そろそろイサキ狙いのコマセ釣りも楽しい季節ですが、本日は、スーパーライトジギングで手軽にいってみましょう。

スーパーライトジギングは、ライトジギングを更にライトにしたジギングの総称です。

 

釣行する海域にもよりますが、標準的なタックルは、

メタルジグ 30~80g。

ショックリーダー  フロロカーボン 16lbs(4号)前後。

メインライン PEライン 1号前後。

ロッド 適合ジグウェイト 100gほどのジギングロッド。

リール 必要なメインラインを200m以上巻けるリール。

という感じでしょうか。

 

筆者が使用しているロッドは、シマノの'19グラップラータイプLJ S66-0。長さ6フィート6インチ。適合ジグウェイト100gまでと、まさにスーパーライトジギングのための竿となっています。ハタなどの根魚から、ブリクラスの青物まで、「楽しく」獲れます。価格は比較的安価ですが性能は特段問題ありません。初心者はもとより、中、上級者の使用にも十分耐えうる仕様となっています。

 

リールは、シマノ'15ツインパワーC3000HGです。ツインパワーは、シマノの最上級モデルである「ステラ」の廉価版のような位置づけのリールです。巻き心地こそステラに劣りますが、ボディ剛性、パワー、ドラグ性能、コストパフォーマンスとも申し分のない仕上がりのリールとなっています。2020年には、新しいモデルが発売されました。2015年モデルとの大きな違いはローターが樹脂製のものから金属製のものに変更されたことです。シマノWEBページでは、これにより、「過剰なまでのボディの剛性感と耐久性を獲得した」とされています。その代わり、というべきかわかりませんが、2015年モデルではフルメタルだったボディが、半分、樹脂になっています。この点は製品のWEBページでは触れられていません。半分樹脂、「半プラ」になったことに関しては、これまでのツインパワーのユーザーからは賛否両論あるようですが、いずれにしても高性能とコストパフォーマンスを両立させた素晴らしいモデルであることに変わりありません。

 

 リール談義が冗長になってしまいました。

ここで実釣に移ります。 

 

当日は、大潮。水温は18℃。湾内のポイントです。干潮から上げ潮への転流のタイミングでした。魚群探知機の反応を確認しながらポイントを絞り込んでいきます。南風がほどよくドテラ状態を作ってくれました。ジ、と鋭いアタリ。そこから一気に引き込みます。アタリがあったら即合わせ、これがスーパーライトジギングの鉄則。即座に合せを入れてフッキングさせました。

 

揚がってきたのは良型の真鯛でした。 

f:id:atum8106:20200610200659j:plain

 

ヒットルアーは、メジャークラフト ジグパラ40gです。

 

ライトタックルかつシンプルな仕掛け。良型も手軽に狙えるスーパーライトジギングは非常に魅力的な釣りと思います。ジギング初心者のかたにもオススメできます。

 

ところで、イサキ釣りも最近やっています。こちらについても近々紹介したいと思います。先般の釣行では、あいにく釣行時の写真は撮り忘れましたが、まずまずのサイズが揚がっています。

f:id:atum8106:20200610214401j:plain

 

それでは。

船外機の日常メンテナンス。釣行後は水洗キットで洗浄しましょう。ヤマハF115A編。

こんにちは。海で使用する船外機は常に塩害のリスクに晒されています。今回は船外機を塩害から守るためにできる日常のメンテナンスについて紹介します。

 

筆者が釣行後必ず行っていること。それは船外機のフラッシング、すなわち、船外機の冷却経路の水洗です。

 

水冷式の船外機はエンジンの冷却のため、海水を利用します。船外機にはプロペラの上部に冷却水取入口があり、ドライブシャフトと一体となったウォーターポンプ(インペラー)で海水を汲み上げて、冷却経路を循環させます。これでエンジンの冷却ができるという仕組みです。

 

冷却経路には海水が循環することから、船外機の使用後、そのまま放置すると、海水に含まれる塩分が船外機内部に残留することになり、金属部品の腐食のリスクが高まります。これを低減するために、真水による冷却経路の洗浄を行うわけです。

 

それでは具体的な方法。

 

ヤマハの船外機には水洗装置が標準装備されています。旧モデルは装備されていないものあります。ここに専用のフラッシングデバイス用コネクターを接続します。フラッシングデバイス用コネクターはオスネジ側が3/4インチ、反対側は水道ホースが接続できるよう、15mmたけのこ継手となっています。

 

陸上保管などで、水道設備が近傍にある場合はこのフラッシングデバイス用コネクターに水道ホースを接続して、蛇口から直接水道水を送り込めば良いのですが、係留保管の場合は水道設備が整備されていないことが多く、そうもいきません。

 

筆者の場合は、予め20リットルのポリタンクに水道水を準備して、それをビルジポンプで汲み上げて、水洗しています。

 

エンジンは停止させて行います。

 

f:id:atum8106:20200527082449j:plain

 

ビルジポンプはこちら。(株)工進の海水に対応した1インチの水中ポンプです。全揚程4m、吐出量は63L/minですので、十分な能力があります。ただし、吸い口とポンプが構造的に一体となっていますので、サイズ的にポリタンクから直接吸水することができません。上の写真のようにポリタンクの水を一旦バケツなどに汲んで、それを吸水することになります。20リットルの水洗に要する時間は概ね5分程度です。バケツに汲み替える手間を省きたい場合は、吸水管がセパレートタイプの構造のポンプを選択すると良いと思います。この場合、価格が若干割高になるのと、吐出量が一体型の物に比べやや落ちるものが多いので留意してください。

 

吸水管がセパレートタイプのビルジポンプ。

 

 

船外機の水洗装置のキャップを外したところです。水道のユニオン継手のような形状をしています。ここに、さきほどのフラッシングデバイス用コネクターを接続。

f:id:atum8106:20200527090727j:plain

 

 

検水孔からの水の出具合を確認しつつ、ポリタンクの水がなくなるまで通水させて完了。

f:id:atum8106:20200527091050j:plain

なお、船外機の取扱説明書には、水道水を15分供給させてくださいとの記載があります。十分な設備が整っている場合は、十分に供給してあげましょう。筆者の環境では15分供給させ続けるのは困難ですので、20リットルの供給としています。

 

以上、船外機の日常のメンテナンスについて紹介しました。

タイラバにおけるアシストフックについて。続き。フッキングの実際。

こんにちは。

 

これまでタイラバのアシストフックに関する話題を記事にしてきました。

では、現場では実際にどのようにフッキングしているのでしょうか。

写真で紹介します。

 

こちらは小さい鈎、大きい段差。上鈎は下あご付近に、下鈎はエラ蓋付近に掛かっています。

f:id:atum8106:20200516090306j:plain

 

 

こちらは小さい鈎。下鈎のみフッキングしています。

f:id:atum8106:20200516090433j:plain

 

大きい鈎、小さい段差。上鈎、下鈎ともに下あご付近にフッキングしています。

f:id:atum8106:20200516090518j:plain

 

小さい鈎。上鈎があごの付け根にフッキング。

f:id:atum8106:20200516090533j:plain

 

 

大きい鈎。下あごに掛かっています。

f:id:atum8106:20200516090546j:plain

 

 

大きい鈎、大きい段差。上鈎は下あごに、下鈎は胸鰭付近に掛かっています。

f:id:atum8106:20200516090558j:plain

 

 

小さい鈎、小さい段差。上鈎は上あごに、下鈎は下あごに掛かっています。

f:id:atum8106:20200516090617j:plain

 

大きい鈎、小さい段差。

f:id:atum8106:20200516090631j:plain

 

小さい鈎、小さい段差。

f:id:atum8106:20200516090643j:plain

 

こうして並べてみると、上鈎はほとんどのケースで下あごの柔らかい部分に掛かっており、下鈎は補助的にエラ蓋や胸鰭付近に掛かっていることがわかります。

 

なるほど~。

 

ということは、真鯛はタイラバヘッドをベイトの頭部付近であると認識して、ネクタイ上部にアタックしているということになります。そしてネクタイをパクパクと捕食しているうちに上鈎が顎の周りに掛かるということです。下あごに掛かることが多いのは、ドテラ流しの場合など、タイラバが斜め引きになるケースで、ネクタイよりフックが下側に垂れるからと想像できます。

 

タイラバでは、アタリがあるけどフッキングしないということがよく起こります。これはおそらく、真鯛がネクタイの先端付近を、いわゆるショートバイトという形で捕食しているからだと思います。ショートバイトのとき、たまたまそこにフックがないので掛からないのです。 

 

上鈎の浮力やアシストラインの長さを変え、ネクタイと上鈎との相対的な位置を微調整していくことによって、ショートバイトをもフッキングに持ち込めるような設定ができるかもしれません。


www.dainihamamaru-saiki-oita.com

www.dainihamamaru-saiki-oita.com

www.dainihamamaru-saiki-oita.com

タイラバにおけるアシストフックについて。続き。アシストフックも鯛玉もスルスル交換できるようにスル!

こんにちは。前回、前々回の記事はこちらです。

 

www.dainihamamaru-saiki-oita.com

www.dainihamamaru-saiki-oita.com

 

以前、ショックリーダーを一定の長さに保つための一工夫に関する記事を書きました。こちらも参考にどうぞ。

www.dainihamamaru-saiki-oita.com

 

 

今回は、ショックリーダーとアシストフックの接続に関する「もう一工夫」の話題です。

 

ショックリーダーとアシストフックの結び方として代表的なものは、クリンチノット、ブリンソン(ハングマンズ)ノット、ユニノットなど各種ありますが、「結ぶ」ということは、ルアーの交換時には必ず「切断」して結び直すことになるわけです。アシストフックを結ばずに接続できれば、リーダーを切断することなくルアーを交換できますし、結ぶ手間を省けるばかりでなく、結び直すたびにリーダーが短くなるということもないので非常に合理的と思います。

 

その方法。

「ダブルエイトノットでリーダーの先端に大き目の輪っかを作る」です。

 

このようにリーダーを保持し、

 

f:id:atum8106:20200429031251j:plain

 

大きくループさせます。

f:id:atum8106:20200429031318j:plain



ループの先端部分折り返してダブルエイトノット。

f:id:atum8106:20200429034808j:plain



f:id:atum8106:20200429034933j:plain

 

 

締め込みます。余ったリーダーの先端を本線に数回ハーフヒッチさせて完成。

f:id:atum8106:20200429035042j:plain

 

 

ループ部分にタイラバヘッドを通します。

f:id:atum8106:20200429040007j:plain

 

アシストフックもくぐらせて。

f:id:atum8106:20200429040118j:plain

 

ループからフックを抜く。

f:id:atum8106:20200429040206j:plain

 

これでショックリーダーとアシストフックを結ばずに接続することができました。

f:id:atum8106:20200429040347j:plain

f:id:atum8106:20200429040505j:plain

 

こうすることによって、鯛玉、アシストフックをスピーディに、しかもリーダーを切断することなく交換することができるようになります。刻一刻と変化する海況に合わせて、例えば鯛玉の重さをきめ細かく調整したいという状況の時も、鯛玉の交換がストレスなく行えるようになるわけですね。続く。

タイラバにおけるアシストフックについて。続き。ネクタイ、スカートを次々交換できるようにする。

こんにちは。前回の記事はこちらです。

 

www.dainihamamaru-saiki-oita.com

 

この記事ではアシストフックを4種類準備しました。

 

この4種類を状況に応じてどんどん変えていくわけですが、同時に、スカート、ネクタイも同じように、状況に応じてアジャストしていきます。この時重要なのは、ネクタイ、スカートをストレスなく次々に交換できることです。

 

便利なものがあります。

ジャッカルのバックファイヤーキャップ。

 

または、オーナーばりのチェンジストッパー。

 

 

使い方。

 

アシストフック、バックファイヤーキャップ(もしくは、チェンジストッパー)、糸通しを準備します。

f:id:atum8106:20200427214729j:plain

 

 

バックファイヤーキャップをアシストフックに通します。

f:id:atum8106:20200427215534j:plain



 キャップを移動させることでネクタイ、スカートをスピーディに固定、交換することができます。

f:id:atum8106:20200427220843j:plain

 

 固定したところです。

f:id:atum8106:20200427220925j:plain

 

チェンジストッパーだとこんな感じになります。いかにも釣れそうですね。

f:id:atum8106:20200427221411j:plain

 

これで、その時の状況に応じて、次々にネクタイ、スカートを交換できるようになりました。極端な例では、鯛玉、フックは外さずに、キャスト毎にネクタイを交換するという釣り方もストレスなく行うことができるのです。続く。

プライバシーポリシー
当サイトに掲載されている広告について
当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス)を利用しています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。
当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。
このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
この規約に関して、詳しくはこちら、またはこちらをクリックしてください。