Club HM Anchor Monitor

ボートフィッシングに関する情報をお届けします。

夏と言えばケンサキイカ釣行

こんにちは。気付けば盆。光陰矢の如しとはよくいったものです。今日は夏の風物詩、ケンサキイカ釣りです。沖合ではかなり夜焚きの遊漁船が多くなってきました。筆者は、今回は流し釣りではなく、湾内にアンカリングして掛かり釣りで狙ってみました。小潮の潮周り。明るいうちは底付近を、集魚灯が効いてきたら棚を上げていく、というのがセオリーです。水温は25℃を超えています。下げ潮、潮止まり前付近からの釣行です。薄暗くなって、潮が変わるまでの間、ぱらぱらと揚がりました。その後潮止まりを迎え、当たりはしばらく遠退きます。潮止まりでは上潮が流れていないせいか、辺りに海藻やごみなど漂流物が漂ってきました。その後、潮が変わり、それらは一掃されます。するとまたぱらぱらと当たります。掛かり釣りですので潮変わりに合わせてアンカーを打ち直したほうが良かったかもしれませんが、そのまま続けました。やがて辺りは漆黒の闇へ。東方沖には無数の漁り火。僅かに吹く南風は昼の灼熱からは想像できないほど心地よいものです。時折、くんくんとケンサキイカのコンタクトを感じながら、夜は更けて行きました。やがて当たりはなくなりました。ゆっくり帰港します。快晴でしたので空を見上げるときれいな星空が見えました。釣果は寂しいものですが、良しとしましょう。

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イサキの流し釣りへGo!

こんにちは。今が旬のイサキ釣り。今日は流し釣りで狙ってみましょう。

 

仕掛けは下のようになります。

ロッド SHIMANO シーウイング50-270T 錘負荷50~80号

電動リール SHIMANOプレミオ3000

PEライン 4号

片テンビン DAIWA 片テンビン マルチ 300mm

コマセカゴ DAIWA コマセカゴ Lサイズ

錘 80号

クッションゴム 1m

ハリス 幹糸 フロロカーボン 5号

ハリス 枝針 フロロカーボン 5号

鈎 オキアミ鈎 9号

コマセ オキアミ

付け餌 オキアミ 

 

鈎は1m間隔で全部で3本付けます。ハリスの全長は4.5m~6m。

 

潮流の速いエリアでの釣りとなります。岩礁エリア一帯がポイントとなっています。コマセを潮流に馴染ませながら、比較的広範囲に流していきます。イサキは中層寄りの下層から、上層寄りの中層までの間に群れを形成しています。これを狙っていきます。

 

狙いの棚にセットしたら、コマセをポロポロと撒きつつ待機。

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 すぐに魚信があります。

 

良型のカイワリ。

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イサキもまずまずの型でした。

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潮止まりの時間帯を除いて、一流し毎にヒットしました。

数が狙えるこの時期の釣りは楽しいですね。

それでは。

 

 

 

 

梅雨の合間のスーパーライトジギング

こんにちは。梅雨真っ只中です。時折晴れ間が覗く今日この頃。雨の合間の釣行です。

釣行日は小潮。水温は20℃を上回っています。スーパーライトジギングメインの釣行となりました。

軽めのメタルジグを数種類。重さの異なるもの、シルエット、長さの異なるものを準備します。

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上から、

ジャッカル ビンビンメタル TG 40g

メジャークラフト ジグパラ 30g

ダイワ サムライジグ 40g です。

水深や流速、ベイトの種類などによってある程度使い分けますが、だいたい、どれもよく釣れます。

 

浅場のポイントでヒット。

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真鯛でも青物でもなさそうな引き。あまり大きくはないような。エソとも違う。

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スズキでした。いわゆるマルスズキです。

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スズキは出世魚。地域によって呼び方が違うかもしれませんが、一般的にはセイゴ(~30cm)→フッコ(~60cm)→スズキというところでしょうか。

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魚種問わずなんでも釣れるスーパーライトジギングでした。

 

梅雨。イサキを狙う。

こんにちは。梅雨入りしました。今回は初夏の風物詩、イサキを狙ってみます。

 

イサキは潮のあたる沈み根の頂上付近より少し中層寄りのところに中規模程度の群れをなしていることが多いです。潮流の流向を考えながらポイント選定していきます。と、言っても、釣れる場所にはイサキ狙いのプレジャーボートがたくさんいますので、結構簡単です。ウキフカセ釣り、コマセ釣りなどで狙うことができます。

 

当日は大潮。大潮のとき、本流域では潮流は最大2knotほど走ります。島礁への当て潮となる時間帯がベストな状態。潮流がブレてくるとなかなかあたりません。

 

快晴、ベタ凪。梅雨の合間の釣り日和となりました。

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良型がポツポツと揚がりました。

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潮が変わってあたりもなくなり納竿。

 

持ち帰ったイサキは一日寝かせてお造りにしてみました。程よい脂と甘み。みょうがを添えて。みょうがの香りが魚の旨味を引き立てます。

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旬のものを釣るのも趣があっていいものですね。それでは。

手軽に狙えるスーパーライトジギング。良型が掛かることもしばしば。

こんにちは。6月も中旬となりました。当地区では梅雨入り間近。そろそろイサキ狙いのコマセ釣りも楽しい季節ですが、本日は、スーパーライトジギングで手軽にいってみましょう。

スーパーライトジギングは、ライトジギングを更にライトにしたジギングの総称です。

 

釣行する海域にもよりますが、標準的なタックルは、

メタルジグ 30~80g。

ショックリーダー  フロロカーボン 16lbs(4号)前後。

メインライン PEライン 1号前後。

ロッド 適合ジグウェイト 100gほどのジギングロッド。

リール 必要なメインラインを200m以上巻けるリール。

という感じでしょうか。

 

筆者が使用しているロッドは、シマノの'19グラップラータイプLJ S66-0。長さ6フィート6インチ。適合ジグウェイト100gまでと、まさにスーパーライトジギングのための竿となっています。ハタなどの根魚から、ブリクラスの青物まで、「楽しく」獲れます。価格は比較的安価ですが性能は特段問題ありません。初心者はもとより、中、上級者の使用にも十分耐えうる仕様となっています。

 

リールは、シマノ'15ツインパワーC3000HGです。ツインパワーは、シマノの最上級モデルである「ステラ」の廉価版のような位置づけのリールです。巻き心地こそステラに劣りますが、ボディ剛性、パワー、ドラグ性能、コストパフォーマンスとも申し分のない仕上がりのリールとなっています。2020年には、新しいモデルが発売されました。2015年モデルとの大きな違いはローターが樹脂製のものから金属製のものに変更されたことです。シマノWEBページでは、これにより、「過剰なまでのボディの剛性感と耐久性を獲得した」とされています。その代わり、というべきかわかりませんが、2015年モデルではフルメタルだったボディが、半分、樹脂になっています。この点は製品のWEBページでは触れられていません。半分樹脂、「半プラ」になったことに関しては、これまでのツインパワーのユーザーからは賛否両論あるようですが、いずれにしても高性能とコストパフォーマンスを両立させた素晴らしいモデルであることに変わりありません。

 

 リール談義が冗長になってしまいました。

ここで実釣に移ります。 

 

当日は、大潮。水温は18℃。湾内のポイントです。干潮から上げ潮への転流のタイミングでした。魚群探知機の反応を確認しながらポイントを絞り込んでいきます。南風がほどよくドテラ状態を作ってくれました。ジ、と鋭いアタリ。そこから一気に引き込みます。アタリがあったら即合わせ、これがスーパーライトジギングの鉄則。即座に合せを入れてフッキングさせました。

 

揚がってきたのは良型の真鯛でした。 

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ヒットルアーは、メジャークラフト ジグパラ40gです。

 

ライトタックルかつシンプルな仕掛け。良型も手軽に狙えるスーパーライトジギングは非常に魅力的な釣りと思います。ジギング初心者のかたにもオススメできます。

 

ところで、イサキ釣りも最近やっています。こちらについても近々紹介したいと思います。先般の釣行では、あいにく釣行時の写真は撮り忘れましたが、まずまずのサイズが揚がっています。

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それでは。

船外機の日常メンテナンス。釣行後は水洗キットで洗浄しましょう。ヤマハF115A編。

こんにちは。海で使用する船外機は常に塩害のリスクに晒されています。今回は船外機を塩害から守るためにできる日常のメンテナンスについて紹介します。

 

筆者が釣行後必ず行っていること。それは船外機のフラッシング、すなわち、船外機の冷却経路の水洗です。

 

水冷式の船外機はエンジンの冷却のため、海水を利用します。船外機にはプロペラの上部に冷却水取入口があり、ドライブシャフトと一体となったウォーターポンプ(インペラー)で海水を汲み上げて、冷却経路を循環させます。これでエンジンの冷却ができるという仕組みです。

 

冷却経路には海水が循環することから、船外機の使用後、そのまま放置すると、海水に含まれる塩分が船外機内部に残留することになり、金属部品の腐食のリスクが高まります。これを低減するために、真水による冷却経路の洗浄を行うわけです。

 

それでは具体的な方法。

 

ヤマハの船外機には水洗装置が標準装備されています。旧モデルは装備されていないものあります。ここに専用のフラッシングデバイス用コネクターを接続します。フラッシングデバイス用コネクターはオスネジ側が3/4インチ、反対側は水道ホースが接続できるよう、15mmたけのこ継手となっています。

 

陸上保管などで、水道設備が近傍にある場合はこのフラッシングデバイス用コネクターに水道ホースを接続して、蛇口から直接水道水を送り込めば良いのですが、係留保管の場合は水道設備が整備されていないことが多く、そうもいきません。

 

筆者の場合は、予め20リットルのポリタンクに水道水を準備して、それをビルジポンプで汲み上げて、水洗しています。

 

エンジンは停止させて行います。

 

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ビルジポンプはこちら。(株)工進の海水に対応した1インチの水中ポンプです。全揚程4m、吐出量は63L/minですので、十分な能力があります。ただし、吸い口とポンプが構造的に一体となっていますので、サイズ的にポリタンクから直接吸水することができません。上の写真のようにポリタンクの水を一旦バケツなどに汲んで、それを吸水することになります。20リットルの水洗に要する時間は概ね5分程度です。バケツに汲み替える手間を省きたい場合は、吸水管がセパレートタイプの構造のポンプを選択すると良いと思います。この場合、価格が若干割高になるのと、吐出量が一体型の物に比べやや落ちるものが多いので留意してください。

 

吸水管がセパレートタイプのビルジポンプ。

 

 

船外機の水洗装置のキャップを外したところです。水道のユニオン継手のような形状をしています。ここに、さきほどのフラッシングデバイス用コネクターを接続。

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検水孔からの水の出具合を確認しつつ、ポリタンクの水がなくなるまで通水させて完了。

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なお、船外機の取扱説明書には、水道水を15分供給させてくださいとの記載があります。十分な設備が整っている場合は、十分に供給してあげましょう。筆者の環境では15分供給させ続けるのは困難ですので、20リットルの供給としています。

 

以上、船外機の日常のメンテナンスについて紹介しました。

タイラバにおけるアシストフックについて。続き。フッキングの実際。

こんにちは。

 

これまでタイラバのアシストフックに関する話題を記事にしてきました。

では、現場では実際にどのようにフッキングしているのでしょうか。

写真で紹介します。

 

こちらは小さい鈎、大きい段差。上鈎は下あご付近に、下鈎はエラ蓋付近に掛かっています。

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こちらは小さい鈎。下鈎のみフッキングしています。

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大きい鈎、小さい段差。上鈎、下鈎ともに下あご付近にフッキングしています。

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小さい鈎。上鈎があごの付け根にフッキング。

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大きい鈎。下あごに掛かっています。

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大きい鈎、大きい段差。上鈎は下あごに、下鈎は胸鰭付近に掛かっています。

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小さい鈎、小さい段差。上鈎は上あごに、下鈎は下あごに掛かっています。

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大きい鈎、小さい段差。

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小さい鈎、小さい段差。

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こうして並べてみると、上鈎はほとんどのケースで下あごの柔らかい部分に掛かっており、下鈎は補助的にエラ蓋や胸鰭付近に掛かっていることがわかります。

 

なるほど~。

 

ということは、真鯛はタイラバヘッドをベイトの頭部付近であると認識して、ネクタイ上部にアタックしているということになります。そしてネクタイをパクパクと捕食しているうちに上鈎が顎の周りに掛かるということです。下あごに掛かることが多いのは、ドテラ流しの場合など、タイラバが斜め引きになるケースで、ネクタイよりフックが下側に垂れるからと想像できます。

 

タイラバでは、アタリがあるけどフッキングしないということがよく起こります。これはおそらく、真鯛がネクタイの先端付近を、いわゆるショートバイトという形で捕食しているからだと思います。ショートバイトのとき、たまたまそこにフックがないので掛からないのです。 

 

上鈎の浮力やアシストラインの長さを変え、ネクタイと上鈎との相対的な位置を微調整していくことによって、ショートバイトをもフッキングに持ち込めるような設定ができるかもしれません。


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