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船外機オルタネータの発電量 ヤマハF115A船外機 その1

こんにちは。エギング日和が続いています。

 

今日は、船外機のオルタネータの発電量についてです。

 

私のヤマハYF-23EXはヤマハF115Aを載せた船外機艇です。ガソリン船外機艇ですので、ディーゼルエンジンと比べると発電量はかなり劣ります。具体的に言うと、同出力程度のディーゼル船内外機の例では、50~60アンペア程度の発電量と思います。

 

そして私のヤマハF115A船外機の仕様緒元を確認すると、発電出力は25アンペアとなっていました。ディーゼル船内外機に比べるとその発電量の差は歴然たるものです。

 

そしてこのことは載せられる電装部品に影響してきます。

 

また、25Aというのは最大出力ですので、アイドリング時にはもっともっと少ない発電量であるに違いありません。

 

みなさんは自分の主機がアイドリング時にどの程度発電しているか把握していますか。アイドリング時の発電量を調べておくことは割と重要なことです。

 

例えば、単純な例で考えて、60WのLED集魚灯を一つ装備したとします。バッテリーの定格電圧が12Vとすると、消費電流は60÷12=5、よって、5Aの電流を消費することになります。

 

アイドリング時に5A以上発電していなければ電力収支はマイナスです。バッテリーの電圧が徐々に下がってしまうことになります。

 

つまり、夜釣りのケンサキイカ釣りに行きました→ポイントに着きました→パラシュートアンカーを入れ集魚灯を灯火しました→電力収支がマイナスになっていることに気付かずに釣りを続けます→数時間経ちました→なんらかの原因でエンストしました→スタータバッテリーの電圧が低下してスタータモータが回らない=エンジンがかからない→漂流

 

極端な例ですが、こういうことになりかねません。

 

アイドリング時の発電量を把握しておくことで、電装の限界を知ることができ、その主機の発電量が自分の釣りのスタイルに合致しているか判断することができると思います。

 

例えば、F115A船外機では、夜釣りで眩いばかりの集魚灯を煌々と焚いて釣りをするというのは無理です。別に発電機を用意するか、大容量のサブバッテリーを用意して釣りの度に充電しておくか、あるいは潔くそのような釣り方を諦めるか、ということになります。

 

では、どうやってアイドリング時の発電量を把握するか?

 

次回に続きます。

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