こんにちは。夏の風物詩、ケンサキイカ釣りシーズンが近づいてまいりました。
以前、ヤマハF115A船外機のアイドリング時の発電量について紹介しました。
www.dainihamamaru-saiki-oita.com
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船外機オルタネータの発電量は小さいです。集魚灯など消費電力の大きな電装部品には対応できません。
そこで、自船ヤマハYF-23EXへ発電機の搭載を検討してみることにします。
搭載と言っても、23フィート艇はスペース的に限りがありますので、据え置き型の発電機を搭載するのではなく、可搬式、ポータブルの発電機の搭載について考えてみます。
電装品の消費電力から、必要な発電量を予測します。
現在、私が使用している集魚灯はこれです。
仕様としては、
直流 12V
消費電流 5A
消費電力 60W
全光束 10564lm
まあまあ、明るいです。
実は、これだけでけっこう釣りになります。
分類としては水中集魚灯ですが、私はこれを水中ではなく、S字フックを使ってオーニングにぶら下げて使用しています。
現在、電源はサブバッテリーシステムを構築し、サブバッテリーから採っています。サブバッテリーの容量は、30AHです。
アイドリング時に概ね5A程度発電していますので、余剰電力はサブバッテリーへ流れて行きます。
それではここで少し集魚灯のグレードアップについて考えてみましょう。
例えばこの集魚灯
交流100Vで消費電力は100ワット。
全光束は11,000ルーメンとあります。
今使っているのが10,564ルーメンですので、こちらのほうが少し明るいようです。これを当面は両舷に1基ずつ設置、将来的には両舷に2基ずつという設定で考えてみたいと思います。
設置条件
LED集魚灯 消費電力 100v 100w×4 = 400w
全光束 11,000ルーメン×4= 44,000ルーメン
このことを念頭において、発電機を検索してみましょう。
何種類かでてきました。
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上記3つはインバータガソリンエンジン発電機で、仕様は全て同じです。エンジンはいずれもヤマハの空冷4サイクルガソリンエンジンが積まれています。定格出力は0.9kVA、定格電流は9A、燃料タンク容量は2.5リットルで連続運転時間は4.1時間(エコモード、4分の1負荷時の運転時間は11.9時間)となっています。騒音値は48.5㏈~60.5㏈です。外形寸法は、長さ450mm×幅240mm×高さ380mmです。そして特筆すべきは重さです。本体乾燥重量が12.7kgとなっており、非常に軽量です。
新品は高価ですが、中古市場では3万円程度から出回っていました。
これ、欲しいですね。
重さを気にしなければ、下記機種も参考に。なお、下記機種はインバータ発電機ではなく一般の発電機となっています。
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インバータ発電機と一般発電機の違いですが、前者は商用電源と同等の電気を供給することができますが、後者はできません。インバータ発電機は照明器具や電動工具はもちろんのこと、TVや情報通信機器等の電源を供給することができます。一般発電機ではそれらを直接稼働させることはできません。LED照明器具はインバータ発電機でも一般発電機でもどちらでも対応可能です。
あと、留意しなければならないことがあります。それは、使用する電気機器の消費電力に対して余裕をもって発電機を選択するということです。これは、消費電力と起動電力が電気機器によってまちまちだからです。幸いLED電球は消費電力と起動電力は同等となっていました。消費電力100WのLED電球を起動するのに必要な起動電力は100Wです。ところが、例えば集魚灯などでよく使われるメタルハライドは、消費電力400Wの機種の場合、起動電力は800Wとなっていました。起動電力を確保できなければ起動できません。水銀灯も同様に消費電力の2倍の起動電力が必要です。
以上、発電機の設置についての話題でした。今シーズン導入するかはお財布と相談というところでしょうか。