Club HM Anchor Monitor

ボートフィッシングに関する情報をお届けします。

係留保管における荒天時のボートの養生について。

こんにちは。台風7号が去りました。再び蒸し暑い天気に戻ります。

 

台風7号は九州の西側を通過していきました。台風が西側を通過するときは、当地区では南寄りの風が強くなります。岸壁とバウの干渉を避けるため、スターン側の対岸からロープをとり、スターン側のクリートに結びます。これで船が後ろから風で押されても岸壁にぶつかるのを防ぐことができます。ロープには若干の遊びがあって、バネのように衝撃を吸収してくれます。これが荒天時には大変有効です。

 

あと、荒天時には次のようにしています。

 

イケスを開放します。ヤマハYF-23EXのイケス容量は140リットルです。重心を低くしてローリングを少しでも軽減するため有効と思われます。バラスト水の役割ですね。それから、同じくバラスト水の役割として、20リットルタンクに水を入れて積みます。

 

オーニングを外します。強風で破損する恐れがありますし、空気の抵抗を減らしたほうが強風の影響を軽減できると思われます。

 

ハッチ類に施錠します。イケスハッチや物入れのハッチなど、蓋類には施錠して固定しておいたほうが良いと思います。万が一、強風で浮き上がると破損するかもしれません。

 

バウフェンダーを追加します。ステムにもフェンダーを付けておきます。ステムは満潮時岸壁と干渉する恐れが僅かながらあるためです。

 

上記のように荒天対策を施して、台風をやり過ごすという具合です。

ちなみに南風(みなみかぜ)のことをこちらでは「まじ」と言います。

 

「まじ」が吹いたら要注意なのです。

 

台風7号が去ったと思ったら、南東の洋上に台風8号が発生しました。

被害がなければいいですね。

それでは。

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