こんにちは。ボートフィッシングにおいて必需品と言えるGPS魚探。みなさんどのようなものをお使いでしょうか。筆者はHONDEXブランドでお馴染みの本多電子(株)のGPS魚探をメインで使用しています。
GPS魚探をお使いのみなさんはよくおわかりと思いますが、多くのGPS魚探では、詳細な海底地形は表示されません。なので、海底地形を眺めながら釣行計画を立てたい、ポイント選定をしたいというときに少し不便です。
ボートフィッシングに利用可能な海底地形図で便利なものはないのでしょうか。
日本水路協会では、new pec(ニューペック)と言われる、航海用電子参考図を販売しています。こちらは航海用に作成されたもので、その海域の詳細情報がわかるようになっています。new pecには海底地形図が含まれており、等深線のほか、海底の地形情報が詳細に判別できます。価格は九州周辺版で税抜き18,000円です。18,000円...釣りに特化して使用するには少し高価ですかね。
というわけで今回注目したいのが、(株)マップル・オンが運営している海釣図Vというアプリです。android版、ios版が配布されています。海釣図Vにはnew pec の海底地形図が採用されています。これにより、その海域の詳細な海底地形情報を得ることができます。また、主要な漁礁や根、暗岩、干出岩、洗岩等の情報も載っています。海底地形図は、等深線により、その形状の把握が容易にできます。さらに、その地点の気象情報、潮汐情報のほか、風向、風速、波高、海面温度等の情報も得ることができます。これで月額500円です。なかなかお手頃ですね。筆者はGPS内臓のタブレット端末にインストールして補助的に利用しています。釣りで使うには十分な機能を備えていると思います。
注意したいのは、あくまでフィッシング用であり、航海には利用できないということです。航海用には、同社からnew pec smartが運営されています。こちらは月額3,800円です。
以上、お手頃価格でnew pec が使える、海釣図Vの紹介でした。