こんにちは。気付けば盆。光陰矢の如しとはよくいったものです。今日は夏の風物詩、ケンサキイカ釣りです。沖合ではかなり夜焚きの遊漁船が多くなってきました。筆者は、今回は流し釣りではなく、湾内にアンカリングして掛かり釣りで狙ってみました。小潮の潮周り。明るいうちは底付近を、集魚灯が効いてきたら棚を上げていく、というのがセオリーです。水温は25℃を超えています。下げ潮、潮止まり前付近からの釣行です。薄暗くなって、潮が変わるまでの間、ぱらぱらと揚がりました。その後潮止まりを迎え、当たりはしばらく遠退きます。潮止まりでは上潮が流れていないせいか、辺りに海藻やごみなど漂流物が漂ってきました。その後、潮が変わり、それらは一掃されます。するとまたぱらぱらと当たります。掛かり釣りですので潮変わりに合わせてアンカーを打ち直したほうが良かったかもしれませんが、そのまま続けました。やがて辺りは漆黒の闇へ。東方沖には無数の漁り火。僅かに吹く南風は昼の灼熱からは想像できないほど心地よいものです。時折、くんくんとケンサキイカのコンタクトを感じながら、夜は更けて行きました。やがて当たりはなくなりました。ゆっくり帰港します。快晴でしたので空を見上げるときれいな星空が見えました。釣果は寂しいものですが、良しとしましょう。