こんにちは。桜が散りました。
4月、新しい環境で生活されている人も多いのではないでしょうか。
先週末はあいにくの荒天でした。土曜日は出船予定だったのですが、取りやめました。
出船判断は船長に委ねられます。複数の気象情報を参考に、出航、欠航の判断をします。
時折、迷います。
たぶん大丈夫だろうけど、もしかすると荒れるかも、という日があります。
今は少し荒れているけど、しばらくすると凪ぐだろう、という日もあります。
荒天予報でも驚くほど穏やかな日もあります。
その逆もあります。
単独釣行のときは気楽なものです。
今日は天気悪いな、やめよう。
これが、同船者がいる場合、たちまち難しい判断を迫られることになります。
釣行を心待ちにしてくれているゲストに、欠航を伝えるのは辛いものです。
迷ったときは欠航を選択します。
欠航を告げるのは心苦しいものですが、安全には代えられませんからね。
これが出航を取りやめる勇気というやつですね。
海は怖いです。怖いことを忘れてはいけません。
どんなに凪いでいても安全が担保できるものではありません。それが海です。
結果として、出船しても問題なかったという日も中にはあるでしょう。でもそれはあくまで結果です。仕方のないことですね。
勇気を出して出航する必要はないと思います。
勇気を出して欠航しましょう。