こんにちは。水温が低下しています。ポイントでは14.5℃~15℃程度で推移しています。真鯛の適温は15℃~25℃とされているようです。今日はコマセ真鯛です。
コマセ真鯛とは
コマセ真鯛はその名の通り、コマセ、撒き餌による真鯛釣りのことです。筆者はプレジャーボートでの釣りになりますので、ポイントにボートをアンカーリングして、かかり釣りで狙います。
コマセ真鯛の仕掛け
コマセ真鯛の仕掛けは、手元から順番にいくと、
船竿 胴調子のもの、2.7m、錘負荷 〜80号
電動リール PE4号を200m以上巻けるもの
道糸PE4号 道糸の先端はエイトノットにして、スナップ付サルカンに箱掛け
片天秤 50cm
コマセカゴ 大きめのもの
錘 80号まで
クッションゴム 1〜2mm 1m
ハリス 4号 7ヒロ 10m程度
ハリ 真鯛ハリ 9号 ハリはハリスの先端に1つと、先端から1ヒロ上方に1つの2本掛け
撒餌 オキアミ
付け餌 オキアミ
という感じです。
釣り方
潮流でハリスがなびいて行くのをイメージします。流速が速い時と遅い時でコマセカゴと付け餌の位置関係が変わってくるのがイメージできると思います。このイメージが大事。コマセカゴから、ポロッ、ポロッと、少しずつ撒き餌が出て行って、付け餌の部分で同調させるのがコツです。筆者はだいたいいつも、7ヒロ(10m)のハリスを基準にして、海底から5m上方の位置までコマセカゴを沈め、その後、5m道糸を巻き取って、コマセカゴが海底から10mの位置に来るよう調整しています。これを初期設定として、その時の潮流の状況に応じて、タナを調整するようにしています。潮流が速い場合は、ハリスは少し上ずり、遅い場合は沈むのがイメージできるでしょう。このイメージをもとにタナを調整していくのです。
基本的に大きく竿をしゃくって、積極的にコマセを振り出すような動作は行いません。ポロポロと少しずつ撒き餌が出ていくのが良いと思います。付け餌と撒き餌を同調させます。
あたりがあったら軽く合わせ、電動リールにより一定の速度で回収していきます。
うれしいゲスト
外道でウマヅラハギが掛かりました。カワハギには劣るとされていますが、非常に美味な魚です。特にこの時期は肝が肥大しており、濃厚な食味を楽しめます。肝醤油が最高。こんなうれしい外道にも出会えるコマセ真鯛でした。