9月24日(日)の釣行です。一つテンヤで真鯛を狙って来ました。
一つテンヤ釣りとは、 錘に打ち込んだ針にエビ餌を付けて釣る釣り方です。
「一つ」というのはどういう意味かということですが、通常、というか、元来、テンヤ釣りはビシヨマの先にテンヤを付けて手釣りで釣る釣り方、または、中錘を使用してその先にテンヤを付けて釣る釣り方です。
それを、0.8号程度の細いPEライン、3号程度の細いショックリーダーの繊細なタックルを使って、テンヤ一つで釣りが成立するよう考案されたのが、一つテンヤ釣りということになります。千葉県外房大原がこの釣法の発祥の地です。
当地区で一つテンヤは難しいです。また、あまりメジャーではありません。
例えば、有名な千葉県外房大原ではポイントが広大に広がっており、かつ、比較的浅いため、繊細なタックルで広範囲に探っていくという釣り方ができるのだと思います。
一方当地区はポイントが割と狭く、水深も比較的深い場所が多いため、一つテンヤの繊細なタックルでは、仕掛けが着底するまでに時間がかかり、狭いポイントで、底をとって、誘って、あたりを待つというのを繰り返すのはなかなか簡単ではありません。
当地区でテンヤ釣りが全くできないかと言われるとそうではなくて、ビシヨマを使って手釣りで釣る方法は従来からあります。
この、ビシヨマを使った、手釣りを、ゲーム性、レジャー性の向上という観点から考案されたのが、一つテンヤ真鯛釣りになります。ゲーム感覚、レジャー感覚は高まる半面、条件によっては釣りにくい、結果の出しにくい釣法です。
台風18号通過後1週間。まだまだ台風の影響が残っています。あちこちに流木や漂流ゴミが浮遊していました。航行には気を使います。
6時に出航し、12時頃帰港しました。上げ潮での釣行、満潮時刻は9時20分、旧暦8月5日。
まだまだ台風の影響でしょうか。ベイト反応も少なく、いい結果は出せませんでした。