こんにちは。
これまでタイラバのアシストフックに関する話題を記事にしてきました。
では、現場では実際にどのようにフッキングしているのでしょうか。
写真で紹介します。
こちらは小さい鈎、大きい段差。上鈎は下あご付近に、下鈎はエラ蓋付近に掛かっています。
こちらは小さい鈎。下鈎のみフッキングしています。
大きい鈎、小さい段差。上鈎、下鈎ともに下あご付近にフッキングしています。
小さい鈎。上鈎があごの付け根にフッキング。
大きい鈎。下あごに掛かっています。
大きい鈎、大きい段差。上鈎は下あごに、下鈎は胸鰭付近に掛かっています。
小さい鈎、小さい段差。上鈎は上あごに、下鈎は下あごに掛かっています。
大きい鈎、小さい段差。
小さい鈎、小さい段差。
こうして並べてみると、上鈎はほとんどのケースで下あごの柔らかい部分に掛かっており、下鈎は補助的にエラ蓋や胸鰭付近に掛かっていることがわかります。
なるほど~。
ということは、真鯛はタイラバヘッドをベイトの頭部付近であると認識して、ネクタイ上部にアタックしているということになります。そしてネクタイをパクパクと捕食しているうちに上鈎が顎の周りに掛かるということです。下あごに掛かることが多いのは、ドテラ流しの場合など、タイラバが斜め引きになるケースで、ネクタイよりフックが下側に垂れるからと想像できます。
タイラバでは、アタリがあるけどフッキングしないということがよく起こります。これはおそらく、真鯛がネクタイの先端付近を、いわゆるショートバイトという形で捕食しているからだと思います。ショートバイトのとき、たまたまそこにフックがないので掛からないのです。
上鈎の浮力やアシストラインの長さを変え、ネクタイと上鈎との相対的な位置を微調整していくことによって、ショートバイトをもフッキングに持ち込めるような設定ができるかもしれません。
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