Club HM Anchor Monitor

ボートフィッシングに関する情報をお届けします。

給油方法を考える。キレイな燃料を入れるために。

こんにちは。

先般、F25A船外機におけるキャブレターのオーバーホールについて触れました。

 

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船外機艇の給油は、ガソリン携行缶ですることが多いですよね。携行缶は鉄製です。したがって、缶の内部に錆びが生じることがあります。さらに、この錆びが給油時に燃料タンクに混入することがあり、燃料フィルターやキャブレターのホースの目詰まりの原因になりえます。給油は異物が混入しないよう慎重にすることが大事です。

 

 そこで私は、給油時、燃料を携行缶から直接給油口に注ぐのではなく、ろ過器を通して行うことにしました。

 

 このようなものが市販されています。ファンネル型燃料フィルター。ファンネルというのはfunnel、漏斗、ジョウゴという意味ですね。

 

漏斗の中央部にステンレスのフィルターが付いています。写真中央部の緑色に見える部分がそれです。

この製品の網目の寸法は正確にはわかりませんでしたが、類似品では0.127mmとなっていましたのでそれと同程度かと思います。比較的大きめの異物は取り除くことができそうです。

ちなみにヤマハF115A船外機を搭載したヤマハYF-23EXの場合、燃料タンクの流出側とエンジン内部に燃料フィルターが設置されています。これらの網目は10マイクロメートル程度です。ということはこのファンネル型燃料フィルターは127マイクロメートルということで、エンジン内部の燃料フィルターに比べかなり粗目なわけです。127マイクロメートルでどの程度異物が除去できるかわかりませんが、今後使用して様子を見ていきたいと思います。

 

ジギング釣行。

こんにちは。水温は18℃ほどで推移しています。
今週末は冷え込むようですが、昨日は暖かい一日でした。

今回はジギング釣行です。
潮周りは小潮。上げ潮でした。

ベイト反応を探っていきました。


良型です。

オオモンハタ。この頃よく獲れます。
2.5kgでした。よく引きます。
市場にはさほど流通していませんが、非常に美味の分類の魚です。


これから水温が下がってくると思います。
今後は青物も期待できそうです。
ジギングだけではなく、落し込みや泳がせにもチャレンジしてみます。

それでは。

ヤマハF25A船外機。アイドリングが安定せずエンストする原因。キャブレターのオーバーホール編。

こんにちは。

今日はF25A船外機におけるアイドリング時の不具合についての話題です。

筆者の艇ヤマハW-16。1998年発売のヤマハF25A船外機を搭載しています。

この船外機、いまだに快調そのものなのですが、時々アイドリングが安定せずエンストしてしまうことがありました。

具体的な症状は以下のとおりでした。

エンジンが冷えている状態でエンジンスタートしてから、エンジンが温まるまでは比較的安定しています。ところが、エンジンが温まって、アイドリング回転数が落ち着いてくると、アイドリングが不安定になり、エンストしてしまうのです。この症状は、アイドリング時、及び、クラッチオンでアクセル開度が低い時のみ生じるようでした。航走時、回転数をある程度上げているときはそのような症状は起こりません。これまでに、プラグの交換等試してみましたが改善されませんでした。

 

この症状ですが、困ることがあります。

それは、流し釣りでポイントを定めるとき。魚探と睨めっこしながら、魚影を見つけましす。そして、少し潮上、または風上に船をセットします。その時、ちょうど良いところで船の行き足をキャンセルするために、後進をかけます。その、前進~ニュートラル~後進の間にエンストしてしまうのです。困った。

また、帰港するときのこと。槍付け係留ですから、岸壁に対して垂直に接近していきます。微速で岸壁に接近して、ちょうど良い位置でニュートラルに戻し、最後は後進をかけてピタッと止まるのですが、この、ニュートラルに戻した時にエンストすることがあるので、慌てます。岸壁にぶつかるやん!と。これも困った。

 

そこで、なんとか改善すべく、マリーナさんに駆け込みました。

 

すぐに答えが返ってきました。

 

どうやらキャブレターが怪しいとのことでした。

キャブレターです。 

ばらしてメンテナンスしてもらいました。 

アイドリングが不安定だった原因は、燃料を送る経路に不純物が堆積していたことでした。

そこで、キャブレターのオーバーホール(清掃)をしてもらい、以来、再び1998年モデルのF25Aはすこぶる快調です。 

 

高回転時は異常がなく、低回転時にエンストする原因は、高回転時と低回転時で燃料を送る経路が違うからとのことでした。逆のケースも起こりうるようです。アイドリングは安定しているけど、ふけ上がらないんだよね、など。

 

今回の症状は、低回転時の燃料経路が詰まっていて、それを除去することで解消されました。

 

では、なぜ、燃料経路に不純物が堆積するのか。ここ、重要ですよね。予防的に回避できればそれに越したことはありません。

 

原因を考察してみました。

船外機の給油はマリーナ保管等でない限り、個人でガソリンを調達して、携行缶による給油を行うことになると思います。ここが、この携行缶というのが、問題なんですね。鉄製の携行缶は、内部に錆びが生じて、それが混入するケースが考えられます。また、今回の不具合とは直接関係ありませんが、携行缶に結露が生じて給油時に水分が混入するということも起こりえることです。

考えられる対策としては、錆びない携行缶を使用すること。錆びない携行缶。そんなものあるのか?全く錆びない携行缶はありませんが、錆びにくい携行缶は見つけました。

ステンレス製の携行缶です。

しかし、高価です。

 

私は、結局、今後も同様のオーバーホールで対応していくことにします。

 

同じような症状でお悩みのかたもいるかも知れませんので今回記事にしてみました。

 

それでは。

ヤマハW-16+ヤマハF25A船外機、小型の和船で気ままに繰り出せば、思わぬ大物にビックリ釣行。

こんにちは。

光陰矢の如しとはよく言ったもので、早くも11月下旬に差し掛かろうとしています。

 

今日は久しぶりに愛艇その1ヤマハW-16を回してきましたので、その話題です。

以前こんな記事を書きました。 

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時々、メンテナンスがてらエンジンを回しています。

 

 

ヤマハF25A船外機です。

発売年は1998年。排気量498cc。出力25ps。ガソリン4ストロークの船外機です。

手動トリムです。よっこらしょと船外機を手動で上げ下げします。

この船は前オーナーから5年程前に私が譲り受けました。

年式ははっきりとはわかりませんが、20年近く駆動しているわけですから、なかなか堅牢なものです。

 

湾内でジギングを試みてみました。

 

魚探はこれ。

 

 

ホンデックスHE-57C。安価な魚探ですが、こいつがまた、いい仕事してくれます。

出力100W。GPS機能はありません。周波数は200kHz。電池駆動できます。

わたしはスターターバッテリーに直結して使用しています。所謂バッ直ですね。

航行中エンジンは切りません。魚探に電力を供給するため、常にアイドリングしています。サブバッテリーシステムを構築して、エンジンを切ってサブバッテリーから魚探に電力を供給する方法もありますが、そこまでしなくてもいいだろう、というのが私の考え方です。アイドリングで使う燃料は、F25Aでは数百cc/h程度でしょうから。電気系統はシンプルにするのがよいと思います。

 

何か釣れないかなぁ、程度の気持ちで係留場所から半径1マイル以内の場所を流してみました。

 

数か所流してみましたが、特筆すべき反応はありませんでした。

場所を移動すると、HE-57cがベイト反応を捉えました。すかさず、船を戻します。

そして、一流し目でした。

 

 

5kgの良型真鯛でした。

湾内の、それも10数メートルの場所です。

意外な場所に意外な大物がいました。

 

 

その後少し場所を変えました。

 こちらはマゴチです。こちらも40cmの良型でした。

 

身近な場所に意外な大物がいて驚かされた一日でした。

ティップランエギング。ヒットポイントをプロットしていく。

こんにちは。

ティップランエギング釣行行ってきました。今年は数が少ないなどという声を聞きます。水深10~25mのポイント。

 

夕まずめの時間帯でした。旧暦は19日。ボートを風上から流します。バイトの位置をプロットしていきました。すると、どれも同じような位置で食ってきます。潮の状況、ベイトの付きによってポイントが絞り込まれてくるようですね。当日の最大サイズは450gでした。現在、水温は19℃~20℃で推移しています。水温が下がってくると狙いにくくなる釣りですが、年末くらいまではいけるでしょうか。

ライトジギングで狙うオオモンハタ。ベイトを確認してみる。

 

こんにちは。

アオリイカシーズン真っただ中ですが、ちょっと寄り道して、ライトジギングの話題です。

 

あまり知られていないと思いますが、当地区ではオオモンハタが狙えます。

オオモンハタは海水温の比較的高い地域に生息するハタ科の魚です。

キジハタと少し似ています。

体に褐色の斑点模様があるのが特徴です。

 

根の周りを狙います。

 

 

メタルジグは定番のこれ。

メジャークラフト ジグパラショート 40g。

何でも掛かる安定のメタルジグですね。

 

オオモンハタは、ライトジギングでは、他の魚と混漁されることが多いと思います。

 

メタルジグをヒラヒラと着底させ、リトリーブで誘います。アクションはいろいろと試したら良いです。ただのリトリーブでもしっかり食ってきます。

これは約40cmの個体。このサイズですが、掛かった時のファイトはなかなかの手応えです。青物か、と思うくらい。ファイト中盤以降は水圧の変化もあって力尽きてしまいます。しかし、重量感はあります。

 

水面付近でベイトを吐き出しました。掬ってみると。

 

 

なにやら比較的大き目の魚と、稚魚のような魚です。大きいほうは消化が進んでおり魚種は特定は困難です。小さいのはヒイラギです。ヒイラギは原形をとどめています。ということはこのポイントでは、オオモンハタはヒイラギの稚魚の群れに付いていたようです。

 

オオモンハタの旬は夏とされているようですが、この時期に釣れる個体も非常に美味です。釣って楽しい、食べておいしいオオモンハタでした。

 

 

 

マイボートでのティップランエギング。ボートの流し方を考える。

こんにちは。みなさん、アオリイカ釣りやってますか。こちらはアオリイカで盛り上がってきました。来週末はダイワさんのアオリイカイベントが開催されます。

アオリイカ釣り、様々な釣り方があります。ショアからのエギング、泳がせ釣り、ヤエン、ボートからの曳き釣り、掛かり釣り。中でも近年人気なのはティップランエギングであることは周知のことと思います。

当方、マイボートでのティップランエギングを昨年くらいから本格的に始めました。釣果を伸ばそうといろいろ試行錯誤を重ねているところです。どうすればうまく釣ることができるのか、ポイント選定の観点から考えてみました。

まず、アオリイカの居着く場所を考えてみます。釣れる場所のイメージは・・・根回りのかけ上がり、潮流が当たって湧昇流が生まれるところ、藻場、などなど。潮流を予測するのは簡単ではありません。では、どうやって狙って行くか。

釣れる場所が予めわかっていればピンポイントで流していくことができますが、初めて流す場所ではそうもいきません。そこで、根、岩礁らしき場所を魚探で見つけたら、その位置をマークします。次にその根の風上、潮上に移動します。岩礁とそうでないところの境目付近から流し始めます。魚探画面には岩礁の頂上に向かって水深が浅くなっていき、頂上を過ぎ、徐々に水深が深くなっていく様子が映し出されます。そして、再び岩礁とそうでないところの境目を迎えその後の地形は平坦に近い状態になっていくことでしょう。平坦に近い状態になったところで、ボートを再び風上もしくは潮上に戻します。この時最初の地点に戻るのではなく、少しだけトレースラインをずらすようにします。そして同様に、岩礁の境目、岩礁の頂上、再び岩礁の境目というふうに流していきます。これを丹念に何度も繰り返します。この一連のルーティンでアオリイカが掛かることがあります。もし、アオリイカが掛かったらすかさずその位置にマークを入れます。この作業を繰り返すと、その岩礁でどの位置にアオリイカが集まっているのか傾向を掴むことができそうです。アオリカがなぜそこにいるのかがわからなくても、です。ここが重要です。おそらく、潮流、水温、ベイトの多寡、時間帯、塩分濃度等、様々な条件が重なり合って、アオリイカが集まる場所が決まってくるものと推測されます。しかしながら、知らない場所で、それを予測して船を着けるというのは困難と思います。そこでこのように、しらみつぶし的にポイント選定していくというのが有効なのではないでしょうか。

根という根、とにかく根を見つけたら片っ端からこの作業を行っていくことで新たなアオリイカポイントを開拓することができそうです。

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