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ボートフィッシングに関する情報をお届けします。

春、真鯛、タイラバ。炎月プレミアム編 HGとPGどっちにする?

こんにちは。桜の咲く時期までもう少しですね。
春と言えば乗っ込みの真鯛です。
少し早いですが行ってきました。
小潮の潮回りですが、干満差が1mほどあり、潮もまあまあ効いてそう。ということで出航です。
沖合では北東の風がやや強く、波高はやや高め。ドテラ流しで攻略します。

ロッドは 炎月SS B610MH-S。 6フィート6インチのタイラバロッドです。
リールは 炎月プレミアム 150PG。ギア比が5.8で、巻き上げ長はハンドル1回転あたり最大58cm。
PGはローギアードのモデル、HGがハイギアードのモデルです。HGの巻き上げ長はハンドル1回転あたり78cmです。その差は20cmです。
20cmの差はどういったところで現れてくるのでしょうか。まず、巻き上げスピード。同じ速さで巻き取っても、HGのほうが速く巻けます。PGでいくらがんばっても、HGの速さにはかないません。逆にゆっくり巻くときは、HGをPG以上にゆっくり回せば、PG並みの巻き速度にできるわけですから、巻き速度に関しては大は小を兼ねるというように、HGはPGを兼ねていると言うことができるでしょう。次に感度。HGはPGよりギア比が高い分、外力の影響を受けやすいです。ゆえに例えば潮流の変化や前アタリなどがPGに比べ鮮明に伝わってきます。筆者はPGを使用していますが、横でハイギアードのモデルで釣っている人が、「今、潮が重たくなったね」など言うことがありますが、こちらとしては「あー。んー?そうだっけ?」という感じです。そのぐらい感度に違いがあるということでしょう。感度に関してもHGに軍配があがりそうです。では、PGを選択する理由があるのでしょうか。筆者はそこまで拘ってPGを選んだわけではないのですが、巻きの安定感という点においては、ハイギアードの機種よりも優れていると感じます。等速に巻き、真鯛に違和感を与えないというのはタイラバの基本とされます。また、着底から即座に巻き上げに移行する時のことを想像してみてください。例えば砂泥地では、鯛玉が海底に食い込みます。この時、よりスムーズに巻きに移行できるのはどちらでしょう。パワーのあるPGであることは容易にイメージできると思います。さらに、中層で真鯛がネクタイにアタックしているのを想像してみましょう。こちらもPGだとそのパワーによって、安定して巻き続けられます。HGだと、思わずハンドルが止まってしまい、真鯛が違和感を感じてサヨナラしそうな感じがしますね。総じてHGは不意の外力によって、巻きが不安定になりがちですので、この点に関してはPGの勝ち、という具合でしょうか。ただ、やはり、感度、巻きスピードも重要ですから、HGにしておいたほうが良かったかなあ、HGも買っちゃおうかな、と思うことも多々あります。これから購入を考えている人はよく検討してください。ギア比の違いだけでこれだけ釣趣が違うわけですからね。

さて、釣果ですが、プレ乗っ込みの良型が揚がりました。概ねナナマルです。


タイラバの面白い季節がやってきました。それでは。

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