Club HM Anchor Monitor

ボートフィッシングに関する情報をお届けします。

週末は、鯛ラバ釣行行きまーす。天気が良ければですが。鯛ラバロッドは、シマノ炎月で。

 

こんにちは。

最強寒波到来と言っています。

寒い、寒い。当地区もここ一番の寒さとなってきました。

ここ二週間、北西風に阻まれ、出港を見合わせる日々が続いております。明日以降、少し収まりそうな気配です。天候を見計らっています。週末あたり、条件が良ければ、鯛を狙って沖に出たいと思います。タックルは、もちろん、鯛ラバタックルで臨みます。リールは、今だに調子よく回っています。以前紹介したシマノソルティワン。

 

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竿はシマノ炎月。炎月と言っても、炎月SSです。約2万円。わりとリーズナブルなほうですね。これが、いい仕事します。とてもしなやかです。パワーも持ち合わせています。※質実剛健。コストパフォーマンスを追求したスタンダードロッドとあります。※出典:シマノwebサイト

その通りですね。

鯛ラバの動作でなにが一番重要か。私が考えるのは、着底、離底のターン、折り返しの動作をスムーズに行うことだと思っています。折り返しの動作がスムーズに行えれば、鯛ラバが自然に動き、あたかもベイトのような挙動をして、鯛の捕食を促すことができるのではないでしょうか。まあ、あくまで想像の世界にはなるのですが。真相は鯛に聞いてみないとわかりません。

炎月SSですが、この折り返しの動作を非常にスムーズに行うことができます。ティップのしなやかさがそれを実現していると思います。着底の糸ふけを瞬時に察知し、離底動作に移るとき、この、ティップがいい仕事します。ティップの弾力で100gの鯛玉をさっと海底から引き離し、跳ね返ることなく次の動作にスムーズに移行できます。次の動作にスムーズに移行できるということは、鯛ラバの基本である、等速に巻く動作がしやすいということに繋がります。これ、いいです。

鯛ラバで結果が出せない人はぜひ、この着底、離底の動作に着目し、工夫してみると良いと思います。もちろん、釣りはいろいろな条件が重なり合って複合的に結果がでてくるものでありますので、そのことを持って直ちに好釣果が約束されるというものではないのですが。

 

炎月SSです。

 

長さは6フィート1インチ。

調子はMH-Sとあります。バットパワーに重点を置いたモデルです。

5キロオーバーの大鯛も問題なく獲れます。

 

 

 

 

ガイドが螺旋階段のように配置されています。

スパイラルガイドと命名されています。

これについて、私は有意性を感じておりません。糸がらみ等を軽減できるとのことではあります。

 

総合的にはコストパフォーマンスにも優れ、エントリーモデルとしてはもちろん、上級者の要求にも応えうる、優等生なロッドだなと感じています。

 

今週末はシマノ炎月で青い海に繰り出せるといいですね。天気はどうなるかな。

常設アンカーでの槍付け係留の仕組みについて。アンカーモニターとは?その役割は?

 

こんにちは。

 

係留保管にはいろいろ方法がありますが、今日は槍付け係留の仕組みを紹介します。

槍付け係留、行ってこい係留などと言います。

略図を作成してみました。わかるでしょうか。

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槍付け係留略図

 

図の右のほうから説明していくと、

常設アンカーを効かせます。

そこからアンカーロープの伸ばします。

岸からボートまでの離隔と、ボートの長さを計算し、ちょうど良い位置にブイを設置し、その下に係船環を繋ぎ、アンカーロープに固定します。

その係船環と、岸の係船環の間に係船ロープをループさせます。

係船ロープの片方をボートのクリートに固定します。

これで、ループしたロープのスチロバールに固定された側を引くとボートを岸に寄せることができ、スチロバールを中通ししたロープを引くと沖出しすることができます。

  

 

シンプルですが、よく考えられた係留方法ですね。 

 

ボートを沖出しするとき、思わず、行ってこーいと言ってしまいます。

それで、行ってこい係留というわけです。

 

ところで、常設アンカーとブイの間にアンカーモニターというのが設置されていますね。アンカーモニターとは何ぞやという話ですが、要は錘です。モニターを設置することで、アンカーロープと海底のなす角度を浅くすることができ、より有効に常設アンカーを効かせることができます。また、この図では干満差が2mあります。干潮時、岸に寄り過ぎないよう調整するためにもモニターの設置が有効な場合があります。

 

モニターがない場合の干満差によるボートの岸への寄り幅をごく単純な例で計算してみます。

条件は下記のとおり。

満潮時水深7m。干潮時水深5m。アンカーからブイまでのアンカーロープの長さ10m。

 

寄り幅は、 √(10^2-7^2) -   √(10^2-5^2) ≒1.5m 

干満差でアンカーロープに遊びができます。その分岸に寄ってしまうというわけですね。 

寄り幅の変動が少ないほうが船の管理はしやすいです。その意味でもアンカーモニターを設置して、ボートが岸に寄りすぎないよう調整することが有効となる場合が多いです。

 

以上、槍付け係留とアンカーモニターについての話でした。

 

100均素材ワイヤーネットと塩ビパイプでロッドホルダーを作成してみた。

こんにちは。寒いですね。本当に。

 

一昨日のことですが、空港道路が雪のため通行止めになりました。

8時台の便で東京に行く知人がいたのですが、空港まで普段は2時間程度で着くところ、雪と高速道路の通行止めの影響で一般道が大渋滞。6時間も要したそうです。あえなく、乗り遅れ。飛行機も遅延があり、結局、午前中現地到着の予定が午後4時頃になってしまったそうです。こんなこともあるのですね。

 

さて、今日は、ロッドホルダーのDIYです。

ロッドホルダー、いいのがたくさん売られていますが、結構高価です。

そこで、自作してみました。

 

100円均一にワイヤーネットが売られています。200円でしたけど。

それと、ホームセンターで硬質塩化ビニル管 VU管 口径40mm 2メートルを1本買いました。500円くらいです。硬質塩化ビニル管は各種種類があります。VP管は水道管などに使われる少し肉厚になっている管です。VU管は排水設備等に使われる、VP管と比較すると少し厚さが薄くなっている管です。その分、安価です。ロッドホルダーには、このVU管がちょうど良いです。そのほか耐衝撃性の塩ビ管、耐熱性の塩ビ管等種類がありますが、VU管を選択しました。色はグレーです。

 

口径は40mmがちょうどよいと思います。口径30mmだと、少しグリップの太いロッドやタモなどは、グリップ径が30数ミリメートル程度になる場合がありますので入らないことがあります。

 

この塩ビ管を20cmピッチで切っていきます。

 

 

塩ビ管はパイプ鋸で切るときれいに切れます。

切り口はバリがでますので、サンドペーパーで仕上げておくとよいです。

 

2メートルの管を20cmピッチで切断しましたので、10本ロッドホルダーができることになります。

 

なんてお安く仕上がること。通常、三連ロッドホルダーは1個2000円以上はしますからね。

 

DIYって素敵です。

 

そして、この塩ビパイプをワイヤーネットに結束バンドを使って固定していきます。

3か所ほどしっかり止めておけば、かなりの強度がでます。ぐらつきもありません。

 

このように仕上がりました。

左の二つは、バッカンについていたロッドホルダーを同じように結束バンドで固定してみたものです。

 

上から見るとこのように仕上がっています。

 

 

これをボートに固定すれば完成となります。

 

 

これは、インフレータブルボート等のミニボートで釣りをされているかたにもお勧めの方法です。ミニボートはロッドの置き場所に困りますよね。この方法を応用すれば、スペースを有効活用できると思います。お試しください。

 

最後にデメリットについて説明しておきます。

まず、ワイヤーネットの素材。これ、必ず錆びます。外側に樹脂製のコーティングがなされていますが、これも紫外線によって劣化します。確実に。

 

次に、塩ビパイプと結束バンド。これも紫外線によって劣化します。材質上避けられないことです。結束バンドは耐候性のあるものも売っています。

 

以上のことから、長年使っていると、必ず劣化し、破損する日が来ます。

 

まあ、安く仕上がりますので、消耗品と捉えて、劣化したら交換するという前提で使用すればよろしいかと思います。

 

以上、自作ロッドホルダーのDIYについて紹介しました。

 

平成30年2月1日ライフジャケット着用義務化について。国土交通省型式承認桜マークが着いたものの着用を。CE認証の製品は安くて良さそうだけど使えないのか?

こんにちは。

以前、船舶検査受検の記事でも触れましたが、平成30年2月1日に法改正があり、原則、乗船者にライフジャケットを着用させることが船長の義務になります。

 

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 では、具体的にはどういうことか、解説していきます。

国土交通省が広報パンフレットをWEBサイトで公開しています。その内容を一部紹介します。

 

船長の義務について。

船長は乗船者にライフジャケットを着用させなければなりません。着用させないと法令違反になります。法令違反になると違反点数2点が課されます。違反点数5点で免許停止処分の対象となります。最大6か月間の免許停止処分となっています。平成34年4月1日から違反点数の付与が開始されます。

 

適用除外について。

以下の人に着用義務はありません。

船室内にいる人。命綱を装着している人。船外で泳ごうとする人。専用装備で海上スポーツをする人。

なお、適用除外には様々な要件があるため、個別に確認する必要があります。

 

ライフジャケットの種類について。

ライフジャケットには様々な種類があります。今回の法改正で、国土交通省型式承認桜マーク入りのライフジャケットを着用しなければ、ずばり、違反となることになりました。ライフジャケットを持ち込みで乗船されている人はご自身のライフジャケットを今一度確認してみてください。タイトルにもありますが、ライフジャケットを通販サイト等で検索するとCE認証品と謳っているものがあります。CE認証というのは、欧州連合加盟国における基準適合マーク、CEマークが付されたものです。これは、比較的安価なものが多く、性能も問題なさそうではあるのですが、残念ながら国土交通省型式承認とは異なります。国土交通省のWEBサイトにも、桜マークのないものは国の安全基準を満たしているか判断できないため、違反となると明記されていました。よって、やはり、桜マークの付されたものを用意しなければなりません。

 

これは私のライフジャケット。広義にはPFDとも言います。personal flotation device、パーソナルフロテイションデバイスのことです。

 

腰ベルトタイプのものです。細長い餃子のようですね。

 

 

外の赤いカバーがマジックテープで止まっています。これをベリベリとはがすと餃子の中身、フロテイションデバイスが確認できます。

 

これが、桜マーク。

 

 

さらに踏み込んで記述していきます。

ライフジャケット=小型船舶用救命胴衣にはその小型船舶の航行区域や船体構造によって、搭載しなければならない型式が定められています。このことは日本小型船舶検査機構の小型船舶用法定備品一覧表に掲載されています。種別として、TYPE A、D、B、C、E、F、Gとあります。私のボート、ヤマハYF-23EXですが、航行区域を限定沿海としています。このカテゴリの船はTYPE A若しくはDのライフジャケットを備える必要があります。なお、B、C、E、F、Gは不沈性及びキルスイッチを有する船舶に限るとされており、Gにおいては平水に限るとされているため、本船はこれらを搭載することができません。

 

次に、TYPE AとDの違いについてです。これは、もう、この2種はほとんど同じなのですが、色の規定のみが異なります。Aは黄色やオレンジ色などの発見されやすい色となっており、Dは色の基準がありません。黄色やオレンジ色に限らず色は自由です。あとはAとDで異なることはありません。A、Dともに反射材、呼笛を備えており、浮力が7.5kg以上あります。

 

これが反射材。

 

これが呼笛。

 

 

航行区域が沿海の小型船舶についてはTYPE Aの小型船舶用救命胴衣を備える必要があります。 

 

 

他のライフジャケットに比べて、国土交通省型式承認のものは若干割高とはなっております。自分の命を守るためのものです。法改正の趣旨や背景を考えると、ここはお金がかかっても仕方のない部分なのかなと思います。

 

船にライフジャケットを持ち込む人のなかで桜マークのついていないライフジャケットしか持っていない人は、自分で準備するか、上述のように、小型船舶には法定備品として、国土交通省型式承認、桜マーク付きのライフジャケットを備えていますので、船長に借りるなりしましょう。

 

最後に、国土交通省型式承認桜マーク入りのライフジャケット数点載せましたのでご参考にどうぞ。

 

鯛ラバ釣行。

 

こんにちは。今日は天気予報が好天を示していました。北の風、波高1メートル。朝の冷え込みもきつくなく、日中は温かい陽気となりました。潮は旧暦4日ですので、まあ、微妙だなというところでしたが、天気が良さそうでしたので出船しました。同船者は船長を含め3名。鯛ラバをメインに組み立てました。6時出航。まだ暗いです。狙う水深は深いところで60メートル。浅いところで40メートル程度です。満潮時刻は9時39分。上げ潮での釣行でした。沖の潮流の速いポイントに着けました。天気予報とは裏腹に、沖のポイントは少し時化ていました。波高も天気予報よりはやや高かったように感じました。北風がやや強めに吹いていました。パラシュートアンカーを投下して、少し広範囲に流してみました。ボートは風上の北西方向に流れました。潮流のほうが風の力より強いようです。数回、トレースラインを変更しながら、流してみました。ようやく掛けました。50cm程度の中型真鯛でした。その後同船者にも同じようなタイミングでアタリがありました。

 

 

潮流の速いポイントです。パラシュートアンカーを投下して、潮流に同調させボートを流します。鯛玉は90gから120gを使用しました。これで仕掛けはほぼ真下に落ちていきます。鯛ラバの釣り方はとてもシンプルです。鯛ラバを投下。着底させます。着底したら間髪入れずに、糸を巻きます。等速に巻きます。スムーズに巻きます。ティップがぶれないように注意しながら。海底から10m程度巻いたら、また、糸をフリーにして落としていきます。着底したら、また、間髪入れずに等速に巻いていきます。これを繰り返します。あとは、試行錯誤を重ねていきます。ネクタイのカラーをローテーションしたり、等速巻きの巻き速度を速くしたり、遅くしたり。糸を少し高めに巻いたり、低めに巻いたり。色々組み合わせてアタリを出していきます。まるで、チューニングをしているようです。チューニングがぴったり合うと結果がついてきます。不思議ですね。

 

まだ、時期が早いと思います。春先になると、真鯛は産卵期を迎えます。乗っ込みと言って、産卵を意識した個体が浅場に入ってきます。この時期が面白い。味も良いとされています。

 

これから、楽しみな季節がやってきますね。

 

 

3つ打ちロープの端末処理応用編。輪っか、アイスプライスの作り方について。

 

 

こんにちは。

数日荒れ模様の続きましたが、本日は風波穏やか、釣り日和でした。当船は、所用がありまして出船はしておりません。

 

今日は、以前紹介した、ロープの端末処理の応用編その2、3つ打ちロープのアイスプライス加工、即ち輪っかの作り方について紹介します。

 

これまでに、端末処理の方法と、ロープ同士の接続方法について説明してきました。

このことについては過去記事をご覧ください。

端末処理を習得すると何かと便利ですので是非習得していただきたいと思います。

 

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それでは始めます。

これまで同様、3つ打ちロープを適度にばらします。

ばらしたところで、テープで止めておくと作業がしやすいです。

そして、輪っかの大きさを決めてこのようにクロスさせます。

 

 

次に、どこから始めてもよいのですが、このように、隙間を作って、端末を差し込んでいきます。

 

こんな感じになります。

 

 

 

上記の状態から、少し手前に本線ロープを回して、2本目をこの位置に差し込みます。

この位置です。わかりますか。

 

そして、同様に手前に少し回して、3本目をこの位置に差し込みます。

 

そして、適度に締めます。1週目が完了しました。

 

この作業を余りロープがなくなるまで繰り返していきます。比較的簡単だと思います。

 

 

 

完成。

 

 

以上が輪っかの作り方、アイスプライス加工の紹介になります。

 

クリートへ接続する場合など、ロープの長さを決めて接続する場合は、このようにアイスプライス加工を予め施しておくと便利な場合があります。是非マスターしてください。

 

 

 

次のようにシンブルを使用することで、アイ部分の摩擦による損傷を防ぐこともできます。参考にしてください。

 

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鯛ラバはハズレ、ブリジギングでアタリの週末釣行。

こんにちは。

 

1月7日(日)の釣行です。鯛ラバと、ジギングを並行してやりました。早朝、6時頃から出航しました。当日は中潮7。月齢19.8。旧暦11月21日。干潮時刻が4時32分。満潮時刻が11時17分。上げ潮での釣行です。三連休、好天に恵まれたとあって、各地でボートフィッシングを楽しまれている人が多かったようです。

 

人は多かったのですが、魚の反応はイマイチでした。

鯛ラバでは結果を出せずじまいでした。

 

そして、ブリジギング。

 有力ポイントでの一流し目でした。

 

興味深かったのはアタリの出方でした。ここは水深60~70mほどのポイントです。

 

ジグの着底後、ワンピッチジャークで20回ほど、よって、底から14~16m付近までを繰り返し狙いました。ところが、この範囲ではアタリが出ませんでした。そして、ジグを回収しようと巻き上げを始めたところ、リールハンドルを48回巻いたところでヒットしました。底から概ね35m付近だと思います。中層付近を回遊していた個体がヒットしたようです。

 

その後はポイントを移動して、鯛ラバでやりましたが、ノーバイト。

 

渋い釣行とはなりましたが、6kg良型のブリをゲットできました。

 

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