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ロープの端末処理 シンブル付きのアイスプライス加工 ナイロンロープ編

こんにちは。今日はスプライス加工の応用編です。

以前ロープの端末処理についての記事を書きました。

www.dainihamamaru-saiki-oita.com

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アイスプライス加工のアイの中にシンブルを追加することで、アイの摩擦による摩耗を防ぐことができます。シンブルとはこのような金具です。

 

このシンブルをアイの中に入れてさつま編み加工を施します。

するとこのように仕上がりました。16mmのナイロンロープのアイスプライス加工です。

 

アンカーブイにロープを接続するときなど、摩擦によるロープの損傷を防止したいときにはアイの中にシンブルを組んでおくと良いと思います。こんな感じです。ロープを編み込む前の画像になります。

 

今回使用したナイロンロープは3つ打ち、ストランドはマルチフィラメントです。ナイロンロープは合成繊維のロープの中では最も耐摩耗性に優れ、引張強度も高いです。一方で、比較的吸水しやすいのと型崩れしやすい性質があるため、取扱いには若干注意が必要です。

 

次の写真のようにキンクしやすいです。

キンクすると、その部分は極端に強度が低下しますので、キンクさせないよう注意しましょう。

 

以上、シンブル付きのアイスプライス加工とナイロンロープについて紹介しました。

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