こんにちは。
今日は先般のロープの端末処理の応用編、ロープとロープの接続方法を解説します。
ロープとロープを編み込みで接続すると、結び目を作ることなく接続できます。
係留施設での常設アンカーへの係留方法、所謂、行ってこい方式の係留など、ロープをループさせる場合など、この編み込みによるロープ接続を行います。編み込みを行えば、解けることはまずありません。非常に強力な接続方法です。ロープを延長したいときなどもこの方法で接続し延長できます。また、太さの異なるロープ同士を接続することも可能となります。
それではそのやり方。
まず、前回同様、接続するロープをある程度バラします。
先端は解けないようにテープで養生しておきます。
根本もテープで留めておくとやりやすいです。
次にこの写真のようにロープを交互に交差させます。
上から撮影しました。
双方のロープが交互に交差しているのがわかります。
交差させたら、色付きロープから編み込んでいきたいと思います。
白いロープは下のようにテープで仮止めしておくとやりやすいです。
ここからは端末処理の手順と同じです。
一本飛ばして、次のロープの下をくぐらせます。
同様に一個飛ばして、を繰り返していきます。
片側の編み込みが完了しました。
反対側も同様に編み込んでいきます。
完成しました。
慣れれば、比較的簡単にできるようになると思います。
端末処理の方法は以前の記事で紹介しました。
こちらを参考にしてください。
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